本日は、早朝より新幹線に乗り込み、初めていく愛知県知立市にあるマイクロスコープの技術向上のための研修センターに行って参りました。目的は、福岡市で開業されている日本顕微鏡歯科学会評議員の辻本真規先生のプライベートレクチャーを受講しました。
マイクロスコープのメリットを最大限発揮するためには、重要な項目が3つあり、1.レンズの視度調整 2.アームの動きと可動範囲 3.光源となります。講義では、初めにマイクロスコープのレンズの視度．眼幅調整のしかたをマイクロスコープの構造や特性や様々のメーカーから出ている機種の特徴を踏まえながら再確認をしました。アームに関しては、アームとアームとの接合部をスムーズでストレスの無い動きを阻害しない調整方法を再確認。光源では、ハロゲン、キセノン、LED、それぞれの照度、ケルビン、耐久時間について特長を理解する事が出来ました。

実習では、治療種別の治療ポジションをアプローチする術野から患者さんの頭位、ユニットに対する椅子の位置やレンズの角度、を点検しました。マイクロスコープのレンズでは、直線方向しか見る事ができ無いので、歯牙の裏側などは影になってしまう場所は、ミラーを駆使して診査する事になる為、ミラーテクニックと呼ばれるお口の中でミラーの独特の動きが在ります。コレがなかなか難しいですが、体得する事ができました。
朝、9時30分から始まり18時まででしたが集中して実習を行なっていたためあっという間のことでした。明日から、今日体得出来た事を患者さんに還元をしたいと思います。
小児から顕微治療、入れ歯、訪問歯科まで
予防歯科で西千葉のホームデンティストを目指す「こみね歯科医院」