こんにちは、こみね歯科医院のこみねです(^^)/
更新期間がずいぶん開いてしまいました。
「もっと歯科のこと、お伝えしたいなぁ～」と日々思いはあるのですが、忙しさに紛れ、ついつい後回しに・・・反省です。”(-“”-)”
今日から、ちょくちょく更新して、患者さんの「？？？」にお応えできる情報を発信できたらと思います♪
ということで、今日は最近増えてきています、口臭治療について、治療に入る前段階のことで日々思うことをつづりたいと思います(^^)/
みなさん、「口臭」って気になりますか？
「うんうん、気になる。結構、気をつけている。」
「ニンニクや納豆食べたときは気を遣う。」
「ブレスケアーやモンダミンをする！！」
「あまり・・・、私は口臭、無いと思う。」
と、いろいろな方いらっしゃるとは思います。が、大体の方は多かれ少なかれ気にされたり、気を使われているのではないでしょうか。「口臭」ってとてもデリケートな問題です。「臭い」ですから目には見えないですし、その臭いをどう感じるかも、人により個人差があります。だからこそ、通常の歯科治療以上に患者さんとの信頼関係、協力関係が治療には欠かせません。口臭治療目的で来院されるほとんどの方は、口臭検査をすると確かに臭いはありますが、数値的にはそれほど重症では無い場合が多いです。ですが、長いこと一人で悩み、苦しまれています。「口臭」はその症状が重症か軽症かよりも、患者さんの精神的苦しみの方がはるかに比重が大きいからです。だからこそ、治療に来院される患者さんは、最初の一歩を勇気を出して頑張ってきてくださっているのです。
実際、本当にすーーーごく口臭のキツイ方の方が、自分では臭いと思っていない、悩んでいない場合が多く、ご家族に
「口、臭いよ！！」
「えっ？そうかな？臭う？」
な感じで、悩んでいるわけじゃないけど、臭いといわれたから来た、というパターンが多いです。それに対し、悩みに悩んで、勇気出してきてくださる患者さんは、ちょっとしたきっかけ、例えば遠い昔、中学生の頃、友だちから、冗談ぽく言われた「口、クサイよ。」のひと言や同僚からの「口臭しているよ。」を気にされて、傷つき、悩み続けていらっしゃる方が多いのです。（当の悩みの原因を作った方は冗談程度で全然気にもしてない訳ですが・・・）
治療に通ってくださっている、２０代女性のA子さん　の場合（A子さんは口臭外来に遠くから通ってくださっています。）
A子さんの初診の第一印象、可愛らしい方なのにあまり笑わないんです。そして、会話も短く、私の質問に対し答えるだけで、そう、“あまり口を開きたくない”、口を開けるのは最小限という感じでした。
「口臭」で悩む方に多いのですが、
「口を開いたら、臭ってしまうんじゃないか。」
「笑うとクサイ息がもれてしまう。」
と長年の悩みの結果、おしゃべりや笑うことにさえ恐怖を感じてしまっていることがあります。「口、臭いよ。」の小さなひと言から始まった悩みはどんどん深くなり、電車で隣の人がたまたま席を移動しただけで、　「私の口の臭いがクサイからだ・・・（涙）」仕舞には、自分とは反対の登り電車の人が窓際から去っても、「私の口臭、あそこまで臭うんだ（涙）（涙）（涙）・・・」（窓を超えて臭うわけない！！）とどん底状態の悩み、（ここまでくると精神的にも厳しい状態に陥ってしまっていますが、）このような状態になってしまうのです。そしてこの悩み・・・実は・・身近にいるご家族さえ気づいてあげれてないことが多いのです。ご家族にしたら「えっ、この程度で？まぁ、全く無い訳でもないけど、これ、気にするの？」みたいな感じなのでしょう。ですが、ご本人は、ご家族の思う「この程度のレベル」の口臭に、本当に悩みぬいているのです。
「口臭治療」は、単に臭いの大きい、小さいレベルだけの問題では無いのです。だからこそ、こみね歯科医院では患者さんの悩みにできるだけ近づき、細かくコミュニケーションを取りながら二人三脚で口臭治療を進めていけるよう、スタッフみんなで取り組んでます(^^)/
初診で来たときはうつむいていたA子さん、帰りはニコニコ笑って帰られました。今ではスタッフとおしゃべりも♪
こみね歯科医院では様々な検査で数値的に口臭値を測ることはもちろんですが、患者さんの生活習慣や食生活等も伺います。口臭の原因には様々な要因があるからです。こちらについてはまた次の回に詳しくお話させていただきますね。
では今回はこの辺で、、お読みいただきありがとうございました♪
See you again !!
小児歯科から顕微鏡治療、入れ歯、訪問歯科まで予防歯科で西登戸、西千葉のホームデンティストを目指す「こみね歯科医院」