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2024.08.27

口腔🦷と全身👤の関わり2

こんにちは

歯科衛生士の塙です。

今日は引き続き口腔と全身の関わりでも特に近年患者数が急増している歯周病と糖尿の関係をピックアップします。

歯周病とは?

→歯周病細菌の感染による感染症です。

歯肉から出血したり、腫脹、発赤し、歯周病菌が歯周ポケットの中に入り込むと、歯を支えている骨(歯槽骨)や周りの組織を溶かしてしまいます。

進行すると歯がグラグラして抜けてしまうこともあります。

※詳しくは当医院のホームページ”診療案内”→”歯周炎治療”をご覧ください

糖尿病とは?

→食事で摂取した糖分は、小腸で吸収され、血液によって全身の細胞に運ばれていきエネルギー源として利用されます。

その際に膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて血糖を一定の範囲におさめる働きを担ってくれています。

しかし糖尿病に罹患するとインスリン分泌量が減り、働きが低下することで糖分が消費されず血液中に充満してしまいます。

血糖の濃度が高いまま何年も放置されると、合併症がおこる可能性が高くなります。

血管が傷付き、将来的に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞、腎不全、網膜の血管が障害され、目のかすみや視力低下、症状がすすむと失明、などより重い病気につながります。

歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われていて、出血や膿を出している歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されています

ポケットから出て血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。

また、糖尿病になると細菌に対する抵抗力や組織の修復力の低下、口腔内乾燥等が生じ、歯周病を悪化させるということがわかっています。

糖尿病の方は歯周病に2倍以上かかりやすいことや、血糖のコントロールが良くないと歯周病がより重篤化するリスクが高いこともわかっています。

このことから、かかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受け早期発見・治療をすることをおすすめします。

また、糖尿病の診断もしくは予備軍の診断を受けた方は歯科医院に受診すると良いでしょう。

皆様が楽しくお食事やお話ができること、健康に過ごすことできること、に繋がるよう歯科治療や予防に努めてまいります。

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おまけ

先日、産休に入るスタッフのお疲れ様会をしました😊

また戻ってきてくれることを楽しみに待ってるよ❤️

笑い!笑い!笑いあり!涙なし。の会でした!

 

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