小児歯科
小児歯科は、お子さまのむし歯や歯周病の治療・予防だけではなく、矯正治療や悪癖の改善なども行っております。お子さまが治療を頑張って受けられるように、優しく丁寧な対応を心がけておりますのでご安心ください。
また、親御さまとの丁寧なコミュニケーションを通じてお子さまに安心感を持っていただくことも心がけております。はじめは泣かれていたお子さまも次第に泣かずに治療できるようになる姿を見られるのは、歯科医師としても嬉しい限りです。治療期間が長くなるとお子さまだけではなく親御さまにも負担をかけてしまいますので、なるべく早く治療を終えるように心がけております。
お子さまの歯の健康、歯並び、噛み合わせ、悪癖など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。
主婦のスタッフ多数在籍でお子さまも安心!
当院のスタッフは主婦が多く、歯のことだけでなく、お子さんについてのさまざまなご相談をお受けすることも少なくありません。診療についても常に子ども目線で接するように努め、嫌がるお子さんに無理やり治療を行うようなこともありませんのでご安心ください。また駐車場を完備しており、小さなお子さま連れの方にもお車でお越しいただきやすく、ほかにも個室診療室など、お子さまが通いやすい環境を整えています。お子さまの歯の健康を維持するのは、小さな頃からの意識が大切です。痛みなどがなくても、4歳~7歳頃のなるべく早い時期から、ご来院いただくことをおすすめします。
乳歯のむし歯から予防
生後6ヶ月頃に下の前歯が生え始め、2歳半から3歳頃までに20本の乳歯が生え揃います。6歳頃には下の前歯が永久歯に生え変わり、また6歳臼歯も生え始めます。このように、短期間でお口の環境がめまぐるしく変化し、そのときの状況に合わせたケアが必要です。乳歯はいずれ永久歯に生え変わるからといってむし歯を放置すると、永久歯までむし歯になったり歯並びや咬み合わせに悪影響が出たりする恐れがあります。また、歯並び・噛み合わせが悪いと歯ブラシがすみずみまで届かないことで永久歯もむし歯になる可能性が高まるでしょう。大人の歯を守るためにも、乳歯の頃からトラブルの予防、早期発見・早期治療に務めることが大切です。
お子さまがむし歯にならないための習慣
だらだら食べをやめる
むし歯は、糖分をエサに酸を作って歯を溶かす病気です。だらだら食べをするとお口の中に糖分が長く留まるため、それだけ歯が早く溶かされます。おやつを食べる時間をしっかり決めて、だらだら食べを防ぎましょう。
3歳になるまでは甘いものを控える
3歳になるまでは、チョコレートやガムのような糖分が多くて歯にくっつきやすいものを控えることも大切です。おにぎり、野菜などをおやつにすれば、むし歯や歯周病のリスクが大きく上がることはありません。
食後の歯磨き習慣を身につけましょう
食後は、できるだけ早く歯磨きをすることを習慣付けましょう。お口の中に糖分が長く留まることでむし歯のリスクが高まります。歯磨きが難しい状況の場合は、水やお茶でうがいだけでもするのがおすすめです。
むし歯予防メニュー
歯磨き指導
歯磨きは、自己流では磨き残しが多くなるため、定期的に歯科医院で歯磨き指導を受けるのがおすすめです。お子さまの歯並びやお口の大きさなどに合った歯ブラシの選び方、正しい歯磨きの方法などをお伝えします。
フッ素塗布
歯の表面にフッ素を塗り、歯質を強化したり細菌の繁殖を抑制したりします。また、歯から溶け出したミネラルが歯に戻る再石灰化を促す効果も期待できます。痛みはないため、お子さまに負担がかかる心配はありません。
シーラント
シーラントとは、奥歯の溝に食べかすが詰まるのを防ぐために歯科用プラスチックで埋める処置です。生え立ての乳歯や永久歯はむし歯になりやすいため、積極的な処置をおすすめします。
小児矯正(子どもの歯並び改善)
このような癖があったら要注意!
頬杖
顎に頭の重量がかかることで顎関節の負担が増加します。これを続けると顔が左右非対称になったり咬み合わせがズレたりすることがあります。
指しゃぶり
前歯を指で前に押し出すことで出っ歯の原因になることがあります。
爪を咬む
歯茎に負担がかかったり歯並びが乱れたりする原因になります。
タオルなどを噛む
前歯が飛び出して咬み合わせが悪くなることがあります。
よく噛まない
顎が正しく発達しないことで永久歯が並ぶためのスペースが不足する恐れがあります。
舌のクセ
舌で前歯を押したり前に突き出したりすると、出っ歯になることがあります。
口呼吸
お口の中が乾燥して唾液が減少し、細菌が増えやすくなることでむし歯や歯周病のリスクが高まります。また、舌の位置が下がり、歯並びが乱れる場合もあります。
小児矯正装置
床矯正
床矯正とは、顎の成長を利用した矯正治療の1つです。上下の顎のバランスがよくなるように成長をコントロールし、将来的に永久歯がきれいに並ぶようにします。床矯正で顎のスペースを確保できれば、将来的に抜歯を伴う矯正治療が不要になる可能性が高まります。床矯正を始める時期は一般的に小学校低学年ですが、4歳頃から始めた方がよい場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
ムーシールド
歯列矯正用咬合誘導装置「ムーシールド」とは、3歳頃から受け口を改善するために使用する矯正装置です。筋肉のバランスを整えることで顎の正常な発達を促します。取り外し式のマウスピース型矯正装置のため、お子さまへの負担が少ないこともメリットです。
小児矯正装置のメリット
- 顎の骨の正しい成長を促すことができる
- 治療時の痛みが少ない
- 装置が自分で取り外せる
- 食事やブラッシングに支障がない
- 将来的に本格的な矯正治療を行う際に、抜歯の可能性を低くできる
小さい頃からのケアが重要
当院には主婦スタッフが多く在籍しており、お子さまのさまざまなご相談をお受けすることもあります。また、嫌がるお子さまに無理やり治療を行うことはありません。
痛みなど異常がなくても、4~7歳頃の早い時期に一度ご来院いただき、治療の必要性や予防ケアなどについて確認されることをおすすめします。お子さまの歯を守りたい、歯並び・咬み合わせが気になるという親御さまは一度ご相談ください。