歯型取りによる嘔吐反射が不安な方へ
過去に印象材をお口に入れて長時間噛み続けることで歯型を採取したことはありませんか?この方法の場合、「オエッ」という嘔吐反射を起してしまい、苦手という方が多いです。当院では、患者さまの負担を少なくするために口腔内スキャナーを導入しています。口腔内を数分間スキャンするだけで、歯型取りが完了するため安心です。
従来の歯型採得と口腔内スキャナーの違い
従来の方法
- 嘔吐反射が起きたり、息苦しかったりする
- 患者さまが印象材を強く噛む必要があるため、不快な気持ちになり負担が大きい
- 歯型が完成するまで時間がかかったり、歯型がずれたりする
- 印象材が固まるまで噛み続ける必要があり、時間もかかる
- 人為的ミスで歯型がずれてしまう可能性もゼロではない
口腔内スキャナー
デジタル機器で口腔内をスキャンすることで、歯型を取る方法です。
- 精度の高い歯型取りができる
歯の表面のデコボコなど細かい箇所まで正確に情報を取得でき、患者さんに合った治療を提案できます。 -
身体に優しく安全性が高い
放射線未使用で、被ばくのリスクがありません。 - 短時間で歯型取りが完了
従来は、印象材が固まるまでお待ち頂く必要がありましたが、口腔内スキャナーで型取りを行う時間は、数分間です。
歯型取りの流れ
STEP1口腔内スキャナーでお口の中の撮影
患者さまの口腔内全体をスキャナーでなぞります。治療箇所だけでなく、咬み合わせも含めてデータを取ることでより精密な治療が可能になります。
STEP2歯型採取
口腔内の歯型撮影後、すぐにモニターで確認が可能です。その後、詰め物・被せ物治療や矯正治療を始めていきます。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。